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ひきこもり女の音楽レビューブログ

【合唱】中学時代の青春を思い出す16曲の合唱曲

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私が通っていた中学校では音楽の先生が合唱に力を入れていて、学校の行事の度に有志が集められていろんな歌を歌っていた。40人位の時もあったし学年を超えて100人近い人数で歌うこともあった。

練習のために朝練したり昼休みに集まったり、時にはケンカしたり先生に怒られたりと、部活じゃないのに部活並みに熱を込めてやっていて、それはまさに青春そのものだった。

今回は、そんな私の思い出の合唱曲について書いていこうと思う。

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Believe

作詞・作曲:杉本竜一

「例えば君が傷ついて~」で始まる定番中の定番の合唱曲。私が初めて歌ったBelieveは貼っている動画のものだったが、ハモリ部分がちょっと違うバージョン(サビで追っかけでハモる)もあったように記憶している。

 

マイバラード

作詞・作曲:松井孝夫

Bメロの「心燃える歌が」の力強さや、サビの「きらめけ世界中に 届け愛のメッセージ」の言葉の美しさが大好きだった。サビの「きらめけ~」のテノールパートが中1とか中2の男子が歌うにはちょっと低くて、クラスの男子がおもしろがって低いイケボをわざと出して練習してたのを思い出す。

 

Let's search for tomorrow

作詞:堀徹、作曲:大澤徹訓

母校の合唱コンクールでは中1の自由曲の中で「優勝できる曲」として名を馳せていたこの曲。どのクラスもこぞって歌いたがる曲だった。歌詞は合唱曲としては平凡なのだけど、メロディとコード進行が素敵。「ドシラソファミレソ」のド定番の進行が安心感に包まれるような優しさを感じさせる。

 

Tomorrow

作詞・作曲:杉本竜一

イントロからしてもう好きしかない名曲。音程がそれほど難しくないので歌いやすいし、サビの女声と男声の掛け合いも歌っていて気持ちが良かったのを覚えている。歌う機会が多かった曲。

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夢の世界を

作詞:芙龍 明子、作曲:橋本 祥路

「ほほえみ交わして語り合い 落葉を踏んで歩いたね」の歌い出しが印象的。歌詞にもあるように、ほほえみを浮かべながら明るい気持ちで歌えるのが好きだった。他の合唱曲もだけど、自然の美しさや友人と過ごす時間の尊さを、歌いやすいメロディと普遍的な歌詞に落とし込むのって大変だろうなあ。(小並感)

 

心の瞳

作詞:荒木とよひさ、作曲:三木たかし

この曲も有名な合唱曲であるが、元は坂本九の遺作となった曲である。愛について歌った歌詞と穏やかなメロディが胸を打つ。

「いつか若さを失しても 心だけは 決して変わらない 絆で結ばれてる」のフレーズを中学生の時は何も考えずに歌っていたけど、今大人になってからこの歌詞を見ると味わい深さが感じられる。

 

はばたこう明日へ

作詞・作曲:松井孝夫

「マイバラード」と同じ松井孝夫氏による楽曲。歌詞の内容から卒業ソングなんだろうと思うけど、卒業式ではない別の行事で歌った気がする。Aメロはうろ覚えでもサビのメロディが印象的で大好きな曲だった。ハモリの和音もバチッとハマると気持ちが良かったんだよなあ。

 

遠い日の歌

作詞:岩沢千早、作曲:橋本祥路

パッヘルベルの「カノン」がモチーフに使われており、有名なフレーズの耳馴染みがいい。合唱コンクールでも人気の曲だが、終盤の「ランラララ…」はメロディこそ覚えやすいものの音階が上下するため歌い揃えるのに苦労する難易度が高い曲でもある。普通の中学での合唱コンはだいたい声のボリュームがデカければ勝つみたいなところがあるので、パワープレイで押せるクラス向きだなと当時ぼんやり思っていた。

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時の旅人

作詞:深田じゅんこ、作曲:橋本祥路

忘れもしない中2の合唱コンクール。我がクラスの自由曲としてこの歌を歌い優勝した。転調したり曲構成が細かく展開するということもあって、ただ歌うだけでなくそのフレーズに合わせた気持ちの込め方を意識するよう何度も練習したことを思い出す。

「やさしい雨にうたれ 緑がよみがえるように」のところからがめちゃくちゃ好き。

 

信じる

作詞:谷川俊太郎、作曲:松下耕

2004年のNコン中学の部の課題曲。1つ上の学年がこの曲でNコンの県大会に出ててすごくいいなあと思っていたのに、自分たちの番になったらへんちくりんな曲(「花と一緒」)が課題曲になってちょっと嫌だった思い出。

「信じる」は前述の曲たちに比べると新しめの曲だが、谷川俊太郎が紡ぐ言葉とメロディの重なりが素晴らしい。ずっと歌い継がれていく曲なんだろうなあ。

 

大地讃頌

作詞:大木惇夫、作曲:佐藤眞

合唱曲で有名な曲のひとつ。歌うのもピアノ伴奏も難易度が高い。ピアノ伴奏はほぼ全てが和音であり、力強く弾かないとショボくなってしまう。この点では男子生徒を伴奏に据えているクラスが一歩抜きん出ていたように思う。

ソプラノ・テノールのキーの高さやバスのキーの低さは中学生には歌いづらい。しかしそれでもこの曲が歌われ続けているのは、曲の持つエネルギーと10代の若さのエネルギーの相乗効果で力強さを感じさせるからなのだろう。

 

春に

作詞:谷川俊太郎、作曲:木下牧子

「この気もちはなんだろう」というフレーズで知られ、人気のある曲である。春にあふれる気持ちを喜びいっぱいに描いた歌詞に優しいメロディが添えられている。ただ、同じテンポで大きな変化がない曲ではあるので、その辺を理解した上で歌わないと単調で暗い曲になってしまいがちになる。単に歌う以上に喜びや春の明るさを声に乗せて歌う技術が求められる難しい曲だ。

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走る川

作詞:金沢智恵子、作曲:黒沢吉徳

合唱コンクールの定番曲の中でいわゆる「勝てる曲」カテゴリーに属する曲だといえるだろう。短調→長調→短調→長調と起伏のあるドラマチックな曲構成は、合唱曲としてもそうだがどこか演歌のような様式美を感じさせる。ただひたすらに急流を下る水の流れに思いを馳せるがあまりテンポが早くなりがち。勢いで押し通すか、あえて抑えめにやるかは指導者のセンスが問われるところだ。

 

河口

作詞:丸山豊、作曲:團伊玖磨

川にまつわる合唱曲ではこちらも有名。混声合唱組曲「筑後川」の最後の曲としてこの「河口」が歌われる。福岡県の久留米音協合唱団による委嘱作品として作られた曲のため、歌詞に「筑後平野」「筑後川」「有明の海」という福岡の地名が出てくる。そして途中で出てくる「白い工場の群れ」は筑後川沿いにある久留米市発祥の企業であるブリヂストンの工場のことを指している。

福岡県民だったり筑後川に近いところに暮らしていないとピンとこないところもあるだろう。それでもこれが全国で歌われているのは、この曲がただ筑後川の様子だけを歌うのではなく「筑後平野の百万の生活の幸を 祈りながら川は下る」というところにあると思う。人々の暮らしの中にある川の行く末をダイナミックかつドラマチックに描いているところに惹きつけられるのかもしれない。

大人の合唱団向けに作られているので中学生が歌うには歌詞の解釈やメロディに難しさがある曲だが、歌うほどに親しみを感じられる。

 

流れ行く川

作詞:岩見俊太朗、作曲:黒澤吉徳

川関係の合唱曲としては上記2曲に比べてマイナーである。中3の時に音楽の先生が「あなたたちの学年にはこの曲が合う」と言って用意してくれた曲で、この曲でNコン県大会に出た思い出深い曲だ。スピードや拍子の変化が激しいためクラスで歌うのには適さないのかな、という感じはある。

 

夢みたものは…

作詞:立原道造、作曲:木下牧子

ピアノ伴奏なしのアカペラで歌う曲。練習前の声出しに歌うことが多かったのだが、歌詞とハモリの美しさがとても好きだった。今回この記事を書くにあたって検索して知ったのだが、作詞した立原道造は、交際していたアサイという女性と過ごす幸せな時間をこの詩にしたため、その後24歳の若さで結核で亡くなったそうだ。

そういう背景を知った上で曲を聴くと、いっそう曲の情景が浮かぶ。立原が生きていた時代は大正~昭和の始めなので、リアルに感じにくい部分はあるかもしれない。だが、立原とアサイの幸福な時間に思いを馳せることで、より気持ちを乗せて歌えるのだろう。

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おわりに

中学時代に夢中になった合唱。私はアルトパートを歌っていたが、今でも口ずさめる曲がたくさんある。ポピュラー音楽を聴くのも楽しいが、合唱曲を思い出とともにじっくり聴くのもまた味わい深い。

紹介した曲以外にも好きな合唱曲がたくさんある。あなたの心の中に流れる合唱曲はどんな曲だろうか。

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