みやまみゅーじっく

ひきこもり女の音楽レビューブログ

2017-01-01から1年間の記事一覧

【舞祭組】アルバム「舞祭組の、わっ!」レビュー

2017年12月13日、舞祭組デビュー4周年を迎えたこの日、舞祭組の1stアルバム「舞祭組の、わっ!」がリリースされた。キスマイのコンサートでアルバム制作が発表されてから足掛け2年。「やっと」発売された舞祭組のファーストアルバムは、予想の遥か斜め上をい…

【Kis-My-Ft2】シングル「赤い果実」レビュー

「赤い果実」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか―。 2017年11月29日、Kis-My-Ft2のシングル「赤い果実」がリリースされた。 2011年のデビューから6年が経ち、今回は記念すべき20枚目のシングルの発売。 常に新たな一面を見せて楽しませてくれるキス…

【Kis-My-Ft2】#キスマイカップリング大賞 上位5曲レビュー

先日、Twitterで「キスマイカップリング大賞」というファン主催の楽曲投票が行われた。曲のクオリティが音楽ファンからも支持を得ているKis-My-Ft2の楽曲の中からカップリング曲のみを投票対象とし、ランキングにしたものである。 カップリングともなれば歌…

【舞祭組】シングル「道しるべ」レビュー

SMAP解散という、確実に芸能史に残るであろう大きな置き土産をして過ぎ去った2016年。迎えた2017年の年越しCDTVスペシャルで、舞祭組の「道しるべ」がTV初披露された。 強いメッセージ性のある歌詞と、決して高い歌唱力があるわけではないのに「感謝」の気持…

【合唱】中学時代の青春を思い出す16曲の合唱曲

私が通っていた中学校では音楽の先生が合唱に力を入れていて、学校の行事の度に有志が集められていろんな歌を歌っていた。40人位の時もあったし学年を超えて100人近い人数で歌うこともあった。 練習のために朝練したり昼休みに集まったり、時にはケンカした…

音楽を聴いてると「この曲弾きたい!」ってなる病

音楽を聴いていると、気分が高揚したり感傷に浸ったりうっとりしたりと感情を動かされる。私の場合、それに加えて「これを弾いてみたい」「再現したい」という気持ちも湧いてくるのだが、私だけなのかそれとも一般的なものなのかはわからない。少なくとも私…

【玉森・千賀・宮田】「DREAMBOYS」収録曲レビュー

2017年9月13日、舞台「DREAMBOYS」がDVDとなってリリースされた。 「DREAMBOYS」は2004年の初演から、滝沢秀明、亀梨和也をはじめ、関ジャニ∞やKis-My-Ft2、A.B.C-Zらが出演してきたジャニーズの伝統舞台。2012年から玉森裕太が主演を務めるようになってから…

【Perfume】シングル「If you wanna」レビュー

Perfumeで思い出すのは高校の時の体育祭。男子は「棒倒し」、女子は「棒引き」を競技として行うのだが、なぜか競技前に敵チームを煽るような余興的なパフォーマンスをするのが恒例になっていて、そこでPerfumeの「Baby cruising Love」のサビを踊ったのが約9…

【日食なつこ】アルバム「逆鱗マニア」レビュー

ピアノ弾き語りスタイルのアーティストは数多くいるが、彼女の世界観の美しさやみずみずしさは唯一無二だ。音楽プロデューサーの蔦谷好位置氏が「関ジャム」出演時にその才能を絶賛し、一気にその存在を知られるようになった。 音楽プロデューサー蔦谷氏絶賛…

【乃木坂46】シングル「逃げ水」レビュー

2017年8月9日、乃木坂46の18thシングル「逃げ水」がリリースされた。私は女性アイドルについては特段リリースや情報を追ったりしないのだが、たまに流れてくる乃木坂メンバーの画像が透明感があってかわいくてハッとさせられることがある。 今回の「逃げ水」…

音楽の好みが個別最適化された世界に未来はあるのか

仰々しいタイトルをつけてみたものの、私は音楽業界の人間ではないし音楽を消費する側なので、こういう抽象的なテーマでブログを書くのは自分でもイキってるな~~と思う。 個別最適化によって狭く深く音楽を楽しむことが誰でもできるようになったよね。でも…

【A.B.C-Z】アルバム「5 Performer-Z」レビュー

2017年6月21日、A.B.C-Zの4thアルバム「5 Performer-Z」がリリースされた。高い身体能力を活かしたアクロバットや、観るものを惹きつける華やかなパフォーマンスで舞台を中心に活動している彼らは、今年デビュー5周年を迎えてますます輝きを増している。 デ…

【Hey! Say! JUMP/A.Y.T.】シングル「Precious Girl/Are You There?」レビュー

2017年7月5日、Hey! Say! JUMPの20thシングル「Precious Girl/Are You There?」がリリースされた。今回はHey! Say! JUMP本体と、有岡・八乙女・髙木によるユニットA.Y.T.が両A面となっている。 今年デビュー10周年を迎えるHey! Say! JUMP。メンバーの個々の…

【嵐】シングル「つなぐ」レビュー

2017年6月28日、嵐の52ndシングル「つなぐ」がリリースされた。 前作の「I'll be there」からわずか2ヶ月でのシングル発売。近年はシングル3枚+アルバム1枚のペースで安定しているので、もうそろそろアルバムの発表もあるかもしれない。いずれにしても、嵐…

シャッフル再生で流れてきた10曲をレビューする【vol.3】

雨の日が多い梅雨どきの今日このごろ。こんな日は音楽を聴いて気分を上げたり癒やされたりするに限る。今回もシャッフルで流れてきた10曲を超主観によるレユーで紹介する。 2017.6.24 (Sat) PM3:00 #shuffle10songs Friendship - 相葉雅紀 君に届け - 家入レ…

【Kis-My-Ft2】シングル「PICK IT UP」レビュー

2017年6月7日、Kis-My-Ft2の19thシングル「PICK IT UP」がリリースされた。3月のシングル「INTER」、5月のアルバム「MUSIC COLOSSEUM」に続いて今年は半年間で3作(舞祭組も入れると4作)のリリースと、好調な音楽活動を展開している。CDが売れないと言われ…

Spotifyで未知なる音楽と出会うのが楽しくて仕方ない

Spotify、それは紛れもなく音楽の沼に私を引き込み抜け出せなくした音楽配信サービスである。4000万以上の曲を月額980円で聴き放題なのだが、月額980円出してそんなに音楽聴くか?と疑問だったため、なんとなく手を出せずにいた。 だがしかし罪深いキャンペ…

【亀と山P】シングル「背中越しのチャンス」レビュー

亀梨和也と山下智久が12年ぶりに連ドラ共演&ユニット再結成――。ジャニーズ史のみならず日本の音楽シーンにもその名を残した二人が2017年に再び動き出した。 亀梨和也と山下智久のスペシャルユニット “亀と山P”の12年ぶりとなるシングル「背中越しのチャンス…

シャッフル再生で流れてきた10曲をレビューする【vol.2】

2017.5.20 (Sat) PM5:00 #shuffle10songs 曇り空 - 松任谷由実 イナヅマ - Salyu COLORS - 宇多田ヒカル Special Love - Hey! Say! JUMP Dem Haters (feat. Dwane Husbands) - Rihanna -遥か- - TOKIO うたにしちゃいました - TOKIO Whenever Wherever - S…

シャッフル再生で流れてきた10曲をレビューする

特定の曲やアルバム目当てで再生ボタンを押すのはもちろん楽しい。だけど色んな曲を雑多に楽しみたい時にやるのが、「全曲シャッフル再生」である。 私は年季の入ったWalkman使い且つXperia妖怪なので、PCではMedia Goで曲の取り込みと管理、スマホではSONY…

【シェネル】シングル「Destiny」レビュー

ドラマの主題歌はドラマ本編と一体化しているものと、ドラマとは別枠として作られているものがあるが、今回レビューするシェネルの「Destiny」は間違いなく前者である。 TBS系金曜ドラマ『リバース』の主題歌になっている本作は、ドラマの重要な場面において…

【Kis-My-Ft2】アルバム「MUSIC COLOSSEUM」レビュー

2017年5月3日、Kis-My-Ft2の6thアルバム「MUSIC COLOSSEUM」がリリースされた。1月の舞祭組「道しるべ」、3月のシングル「INTER」に続いて待望のアルバム発売。アルバム名を冠したコンサートツアーも、5/13~8/27の日程で9ヶ所20公演開催される。 今回のアル…

【椎名林檎とトータス松本】「目抜き通り」レビュー

椎名林檎とトータス松本、この二人がコラボすると初めて知った時に何だか意外なように感じた。 どっちもパワータイプの歌声なのにデュエットでうまく合わさるのだろうか。そんな勝手な心配をして聴く前から腰が引けていたのだが、そんな杞憂は要らなかった。…

ナオト・インティライミのポップスの才能 山下智久・SMAP・Kis-My-Ft2への提供楽曲から紐解く

Twitterでナオト・インティライミがサイコパスネタで何かと話題になっている。彼がサイコパスかどうかは置いといて、彼の曲や歌は肩肘張らずに聴けるところが好きだ。それは他のアーティストへの楽曲提供にも存分に活かされている。 この機に乗じて(?)ナ…

【嵐】シングル「I'll be there」レビュー

2017年4月19日、嵐の51stシングル「I'll be there」がリリースされた。 3月22日放送の「FNSうたの春まつりで」初披露されたこの曲、フジテレビが今後の月9の命運を握るドラマ「貴族探偵」の主題歌であることでも話題になっている。ドラマのほうは、どうやら…

【田口淳之介】シングル「Connect」レビュー

田口がKAT-TUNを脱退し、ジャニーズ事務所から去って1年。こんなに早い段階でメジャーデビューするとは思ってもいなかった。しかもビッグレーベルのUNIVERSAL Jから。 それだけジャニーズ事務所を円満に辞め、この1年地道に地盤を固めて来たことの積み重ねで…

【w-inds.】アルバム「INVISIBLE」レビュー

初めてw-inds.の曲を知ったのは5thシングル「Because of you」だった。当時は最新Jpopをリスナーからのリクエストでランク付けする地元のラジオ番組を毎週ヘビーに聞いていて、「Because of you」もそのランキングに登場したことで知った。当時小学校6年生だ…

【Sexy Zone】シングル「ROCK THA TOWN」レビュー

2017年3月29日、Sexy Zoneの13rdシングル「ROCK THA TOWN」が発売された。 Sexy Zone2017年第一弾シングル! 表題曲はファンクサウンドが特徴的なSexy Zoneとしては初のニュアンスが詰まったアッパーなナンバー。“とにかく思うままに楽しんでいこう!”という…

【Kis-My-Ft2】「Hair」JE版(2009)とavex版(2012)を徹底比較分析

キスマイJr.時代の名曲「Hair」。この曲、実は2バージョン存在するのをご存知だろうか。 一つは「PLAYZONE2009 太陽からの手紙 オリジナル・サウンドトラック」収録バージョン(以下JE版)、もう一つはLIVE DVD「Kis-My-MiNT Tour」初回生産限定盤に封入され…

【YUKI】アルバム「まばたき」レビュー

YUKIを聴くのはいつぶりだろう。記憶が正しければ「Joy」が高校生の時に流行っていてよく聴いていたような気がする。いや、大学の時だったかもしれない。そんな記憶が曖昧なくらい久しぶりにYUKIを聴く。 2017年3月15日にリリースされたアルバム「まばたき」…