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【田口淳之介】シングル「Connect」レビュー

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田口がKAT-TUNを脱退し、ジャニーズ事務所から去って1年。こんなに早い段階でメジャーデビューするとは思ってもいなかった。しかもビッグレーベルのUNIVERSAL Jから。

それだけジャニーズ事務所を円満に辞め、この1年地道に地盤を固めて来たことの積み重ねでもあり、周りの人間から愛されてきたからこその表舞台への本格復帰なのであろう。

そんな田口のメジャー1stシングルが「Connect」である。

 

ユニバーサルミュージックから2017年4月5日、待望のメジャー1stシングル「Connect」をリリース!!

31歳という節目を迎え、「やはり自分はステージに立つ人間だ」という信念のもと、ソロとしての新たなスタートを切る。

1stシングルのタイトルは「Connect(コネクト)」。

“自分をHUBとして様々な人とつながりたい”という思いを込め満を持してシーンに放つ渾身の1曲。

事務局からのお知らせ:待望のメジャー1stシングル「Connect」リリース決定! | News | JUNNOSUKE TAGUCHI OFFICIAL SITE

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Connect


田口 淳之介 – 「Connect」Music Video

作詞・作曲:Tomoisa Otake・Junnosuke Taguchi・LOGY・REXP

曲構成

 イントロ

 Aメロ|1サビ

 Aメロ|2サビ

 Bメロ|大サビ

 アウトロ

 

至ってシンプルな曲構成。最大のポイントは一度聴いたら忘れられないリフレインするサビのメロディだろう。「Every night Connect the night」のフレーズだけでこの曲が構成されているようなものなのだが、キャッチーなだけでなく繰り返してもくどくないのがよくできている。ゆったりとしたテンポのEDM・トロピカルハウスを取り入れたサウンドは心地よさを与えてくれる。サウンド面はあれ?というひっかかりを感じるところはなく、聞きやすいトラックに仕上がっている。

それだけにもっと他の歌詞でもよかったのかなと思うところはある。しかし、コンセプトを「自分をHUBとして様々な人とつながりたい」としている上でのこの歌詞ならそうなっちゃうのかな、という気もする。トラックがイケてるだけに歌詞…歌詞…となってしまう。

曲とビジュアル面での落差も気になるところだ。ビジュアル面というのは顔ではなくCDジャケットやPVのアートワークの話。絶妙にダサめの仕上がりになっているのが本当にもったいない。あれで曲や田口淳之介に興味を持たせるのはなかなか難しいと思うのだけど、制作側が想定しているターゲット層は一体どこなの?素地は良いのに装飾を誤ってるんだよなあ。うーん。

でもでも曲そのものは本当に良く出来てるから1mmでも気になったら聴いてほしい。

 

QI

作詞・作曲:NAO・N6・REXP

曲構成

 イントロ|サビ’

 Aメロ|Bメロ|1サビ|サビ’

 Aメロ|Bメロ|2サビ|サビ’

 Cメロ|大サビ|サビ’

 

「Connect」とは打って変わってEDM色の強いナンバー。この曲もかなり力を入れて作られたんだろうなと思わせるくらいにハイクオリティである。

一夜限りの恋を歌った歌詞と夜を走り去るようなトラックの相性がピッタリ合っていて、総合力は「Connect」を上回る。ともすればこれがA面に来てもおかしくないくらいだ。

じゃあなぜこれがA面落ちしたのかといえば、メジャー第1弾にしては歌詞が刺激的すぎるからだろう。出すタイミングが違えば…と思わざるをえないが、逆に言えば今後これを超える曲を聴かせてくれるのだろうという期待感にもなる。B面でこれだけできるのもやはりメジャーレーベルの強さといったところだろう。

 

総評

共作とはいえ表題曲は田口本人が作詞作曲に携わっているので、彼が今やりたい音楽の方向性はこの路線であるという決意表明とも取れる。とはいえ、ジャンルの枠にとらわれずに色んな曲を彼の歌声で聴いてみたいので、各所でどんなに何を言われたとしても曲のリリースが続いてほしいと願うばかりだ。

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