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みやまみゅーじっく

ひきこもり女の音楽レビューブログ

【Kis-My-Ft2】シングル『INTER』より「SEVEN WISHES」レビュー

これまで2回にわたって、Kis-My-Ft2のトリプルA面シングル『INTER』取り上げてきた。

今回は『INTER』の3曲目に収録されている「SEVEN WISHES」をレビューする。

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SEVEN WISHES

作詞:MILK

作曲:Shusui・Anders Dannvik

編曲:生田真心

JR九州「新しい7つの長崎へ KISS MY NAGASAKI」キャンペーンCMソング

 

曲構成

 イントロ

 Aメロ|Bメロ|1サビ|サビ’

 Aメロ|Bメロ|2サビ|サビ’

 間奏

 落ちサビ|大サビ|サビ’

 

曲について

ジャニーズ御用達の作曲者・編曲者たち

「SEVEN WISHES」において、まず作曲者について触れておきたい。

まずShusui氏。修二と彰「青春アミーゴ」をはじめ、KinKi Kids、嵐、NEWS、KAT-TUNなど多くのジャニーズ楽曲に携わっている。意外にもキスマイへの楽曲提供は初となる。国内外のアーティストと共作することも多く、今回はAnders Dannvik氏とタッグを組んでいる。

Anders Dannvik氏は、スウェーデンで活動する作曲家・」プロデューサー。ジャニーズへの提供曲は、嵐「風の向こうへ」やSexy Zone「キミのためボクがいる」等がある。キスマイへの楽曲提供は「若者たち」以来2度目である。

この二人の共作は、加藤ミリヤ「SAYONARA」、Sexy Zone「IF YOU WANNA DANCE」等がある。

編曲は生田真心氏。AKBグループや、ジャニーズではSexy Zone等の編曲を多く手がけている。

王道のジャニーズポップス

「SEVEN WISHES」も、「君のいる世界」と同じくタイアップ先行の楽曲である(『JR九州「新しい7つの長崎へ KISS MY NAGASAKI」キャンペーン』)。そして前述した作曲・編曲陣からして、同じ『INTER』に収録されている「Tonight」「君のいる世界」とはまた出自の違う曲であることが伺える。

「キスマイらしさ」ともいえる、シンセ音やダンスミュージック的なサウンドは鳴りを潜め、ジャニーズポップスの系統を踏襲している。聴き心地の良いギターや強調されるベース、8ビートのリズム、曲全体を装飾するコーラスワークなど、大衆受けの良い王道のジャニーズポップスに仕上がっている。

単なるCMソングではなく、JR九州と長崎県が全国規模で行うPRキャンペーンのための曲であることから、CMで流れていて変な違和感を感じさせない曲でなければならないのである。

音源を聞いて思った意外な点

個人的な話になるが、筆者は長崎出身で福岡在住であるため、KISS MY NAGASAKIのCMはよくTVで見ていたし、帰省の度に長崎駅で流れるのを聴いていた。その時聴いていた曲の印象は、ミディアムテンポのゆったりとした曲という印象だったのだが、CDとして音源がリリースされたものを聴いた時に驚いたことがある。意外にテンポが早く、ベースが効いているのである。そりゃショボいスピーカーのTVや音楽用ではない駅のスピーカーで聴くのとは違うわけだ。

上がる転調ではなく、下がる転調

話を曲に戻そう。落ちサビ→大サビの転調するところが、大サビのキーを上げるのではなく、落ちサビのキーを落として大サビでは元のキーに戻っている。音の高低がAメロとサビ’でかなり差があるため、転調キーを上げてしまうと歌えなくなってしまう。下のキーに転調する落ちサビで一旦全体の進行を落ち着かせることによって、大サビを1サビ2サビと同じキーで歌っても新鮮に聞こえるのである。

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歌詞について

前述の通り、JR九州×長崎県のキャンペーンソングであるため、旅にまつわるフレーズが多く出てくる。(「go on a trip」「旅」「背負った荷物」「地図」「まだ知らない場所」)

キャンペーン名の「7つの長崎へ」とキスマイの人数7人がかかって「SEVEN WISHES」というタイトルになっていることは容易に想像できる。

キスマイ曲頻出の「Come on」

キスマイの楽曲によく出てくるフレーズ、「come on」。この曲でもサビで印象に残る使われ方をしている。他に「Everybody Go」「ETERNAL MIND」「KISS魂」もサビの中で「come on」が連呼されている。使い勝手が良いフレーズではあるが、作詞家も作曲家も違う曲の中で頻発するのは特筆すべき点だと思う。

 

歌唱について

「SEVEN WISHES」にはソロパートがない(はず)。とはいえ、メンバー間の音量バランスは調整されているはずなので「この人の声が強い」みたいな瞬間はある。特にサビ’が顕著である。

「行こう~」では藤ヶ谷、「so Come on~」では二階堂がメインになっている。伸びのある高音の藤ヶ谷と、印象に残るcome onを印象に残る声の二階堂に振り当てている。2017年、キスマイ楽曲における二階堂の躍進が止まらない。

Bメロの玉森・宮田・千賀のユニゾンが、Aメロからサビへのブリッジとしてエモーショナルな歌声を効かせている。この3人のユニット曲「Sing for you」(Kis-My-1st収録)も参考に聴いていただきたい。

 

まとめ

「Tonight」が陰・動、「君のいる世界」が陽・静だとすれば、この「SEVEN WISHES」はその中間に位置する曲といえるだろう。

三者三様の曲が集まってできたトリプルA面シングル『INTER』。デビューから5年が経ってもなお、新しい一面を見せ続けるキスマイの楽曲から今後も目が離せない。

 

 

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